21×12(cm)
STANDARD SIZE弁当・仕出しの主力サイズ。
木を薄く削ぐ、昔ながらの製法。そこに、新しい設備投資を重ねています。2026年中頃には文庫折貼機の稼動を予定し、折箱の定番規格をより安定して供給できる体制を整えます。
食品包装の現場では、折箱の定番3規格(21×12cm/15×9cm/21×9cm)が圧倒的に多く流通します。長年見続けてきた結論として、この3規格こそが、日本の食卓の「標準」です。
一方で、手作業と従来機の組み合わせでは、ピーク需要期(節句・行楽期・年末年始)に納期と品質の両立が難しくなる場面が増えてきました。現場の職人さんの負担を減らし、同時に百年を超えて培った「整える」精度を落とさずに供給量を増やすためには、新しい一台が必要だと判断しました。補助金事業として採択をいただいたことで、坂野商店だけの判断ではなく、「業界の次の時代に資する設備投資」として、行政の評価もいただいた事業です。

CRAFT / 経木を削ぐ、変わらない工程
ロータリー機で丸太を薄く削ぎ出し、乾燥・裁断を経て経木や折箱の素材になります。文庫折貼機はこの先の「折る・貼る」工程を担うもので、素材そのものを整える手仕事の工程は、これからも変わりません。
NEW PROJECT / 文庫折貼機
補助金採択を受けた新規事業です。200V単相・熱プレス方式で、折箱の定番3規格(21×12cm/15×9cm/21×9cm)を安定して供給する体制を整えます。据付・調整を含む稼動時期の詳細は、お問い合わせください。
21×12
標準規格 (cm)
15×9
小規格 (cm)
21×9
長尺規格 (cm)

各規格には、それぞれ主な用途があります。以下は現時点(予定)の仕様です。
弁当・仕出しの主力サイズ。
和菓子・小箱・贈答用。
寿司・押し物・細長形状。
| POWER | 200V 単相 / 熱プレス方式 |
|---|---|
| SCHEDULE | 2026年中頃 / 稼動予定(据付・調整含む。詳細はお問い合わせください) |
| 補助金事業としての位置づけ | 坂野商店単独の設備投資ではなく、業界全体の次世代生産体制構築を意図した補助金事業として採択されました。稼動後は、自社製品の安定供給だけでなく、地域の食品包装業界全体への波及効果(同業他社へのOEM受託、規格標準化への寄与など)も視野に入れています。 |
自動化を、職人の仕事を奪うものとは考えていません。百年を超えて培った「整える」仕事を、次の世代に確実に引き継ぐための道具です。
繰り返し作業の自動化で、現場の身体的負担を減らします。職人は本来の「判断と仕上げ」に集中できる体制へ。
機械の仕様に、百年を超えて蓄積した「整える」基準を組み込みます。次の世代も同じ精度で出荷できる体制を整備。
稼動後はOEM受託も視野に。地域の食品包装業界全体の安定供給に資する設備として位置づけます。

丸太から経木の原反を削ぎ出すロータリー機。据付から長年、現場の一線で稼動しています。

導入を予定する文庫折貼機と同型機の駆動部。既存設備と同じく、現場で長く使い続けられる一台を選定しています。
2026年稼動後の生産枠について、事前のお問い合わせが増えてきております。ご検討の方は、お早めにお声かけください。具体的な仕様・数量・納期感をお聞かせください。